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久々のあらさな!やっぱ好きです・・・

ペル2もSS書きたいなと思うのですが全クリしてないので色々謎で。
書こうにも書けない状態・・・でもクリアしたら書こうかな、と。
気が向いたら、気に入ったら公開します。基本達淳で栄ギン・・・すき!

さて、今回のあらさなは風花の「君の感想」と少しつながってます。
といっても別に読まなきゃいけないとかでは無いのですが・・・。
真田が荒垣のことになるとあの自信が無くなる様を書きたかったのです。

では、追いかける?からどうぞー


遺影の前で手を合わせる。

普段はこんなことはしないけれど、平和になった今だから。

改めて報告、とかも兼ねて。


「なあ、見てたんじゃないのか?」


須雲がニュクスと戦っている時、確かにシンジの声がした。

はっきりと、優しく、力強く、前と、同じ、そのままの。

須雲が頑張っているのに、涙が出そうになって、

無理やり押し込んで、無理やり祈った。

あとから須雲に聞くと須雲も「聞こえた」と言っていて、

「ああ、いたんだな」と嬉しくなった。


「ああ、けど、お前が生き返ればいい、なんては思ってないぞ?」


そう。そんなこと微塵も思っていない。

未練や後悔や、そんなものは捨ててきた。

むしろこれで良かった、とさえ思える。

シンジが死んでよかった、というわけじゃない。

ちゃんと区切りが付けれて、親離れが出来た感じで、よかった。


傍においてある形見をチラ、と見る。

いつも着てたPコートに、ニット帽と、武器だけ。

そんな殺伐とした形見だけれど、冷たくは無い。


真田はその中からガサ、と小さいメモ用紙の束を取り出す。

レシピが大量に書き込んである。


「これ、山岸に見せておいたぞ。料理を学びたいと言っていたから」


「荒垣さんの影響で、」と顔を赤らませながら言う風花。

料理のメモを渡すと、すごく嬉しそうに、PCに打ち込んでいった。


「・・・・お前は、みんなの中に、何かを残していくよな・・・」


須雲や順平やゆかりには憧れを、風花には料理への知識を、天田には成長を、

コロマルには人への信頼を、美鶴には強靭な精神を、残した。

そして、真田には、数え切れないほどの思い出と暖かさを。


「みんな、忘れない」


声に出して、かみしめるように言う。

その「みんな」が、寮のメンバーのことなのか、真田に残されたことなのか、

その答えは真田しか持っていないけれど。

きっと、絶対、忘れない。そんな重みがあった。






真田はメモを置き、遺影から離れた。

部屋から出る時立ち止まって、誰もいない部屋に振り返った。


















「・・・・・オレは、お前に何か、残せたか?」
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