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やってしまったリボーンSS!!ぎゃー
WJにはハマらない・・・っていうかSSは書かないと思ってたのに!!汗
本当創作活動するの小学校の時のミスフル以来ですよ・・・!
ちなみにミスフルでは芭屑好きでした。昔から大人カプ好きだったのか私。

というわけで本日はベルスクの甘々。本命はザンスクなのに!
面接の控え室で考えました。というわけで何かぐだぐだの駄文。。。
内容については・・・王子と姫、あとは色彩的美しさかな・・・。
・・・大層なこと言ってますが・・・期待はずれだったらごめんなさい^^;

最後、「知るか!」とツッコミしたくなるのは私だけでは無いはず・・・

では、追いかける?からどうぞ!




黒と白と原色しか色が無いような部屋に、拾ってきた薔薇を持ってくる。
赤、ピンク、オレンジ、黄色、白・・・そして鮮やかな緑が映える、薔薇。
ベルフェゴールはそれを透明な花瓶に、それはそれは優雅な手つきで挿していく。

普段は薔薇なんて絶対に生けない。というか薔薇を手に持つ機会がない。
今回は偶然薔薇が手に入ってしまったのだ。

(薔薇ほっぽりだして逃げることかよ・・・別に殺そうってわけじゃないっつの)

路地裏でのベルフェゴールの殺しを見た女は、薔薇を取り落とし、走った。
無残に落とされ、幾枚かは散ってしまった薔薇を、何となく見過ごせなかった。
ただ、それだけのことだ。

(ん、綺麗)

白いテーブルの上で咲き誇る色取り取りの花。
それぞれが個性を主張しあう様にまるでまとまりは無いが、それはそれで綺麗だ。

(何か俺たちみてぇ・・・赤が俺、血の色)

赤を手に取り、にぃ、と笑う。深紅の、血の色。

(ピンクがルッス・・・変態だから、黄色はレヴィ、目立つから・・・)

頬づえをついてちょいちょいと花びらをつつく。
実際の人物とは異なって、儚げな薔薇が揺れる。

(オレンジはガキっぽいし、あ、金の色か、マーモンで。)

マーモン+オレンジ=金、である。あの強欲はこうしてやろう。
そう思うとオレンジの薔薇を一輪、解体する。

(ボスは・・・・・・・やめよ、あの人に花は似合わない)

あの残酷で冷酷で、ふわふわ・・・・じゃない、無機質なボスに合う花。
そんなの造花でもありゃしないだろう、と考えて、気づく。
白色、あと一人が、残っている。別に忘れているわけじゃあない。

赤と白、並べて持って、その鮮やかさに、にぃと笑いがこぼれる。


(すっげー、お似合いじゃん)



想いを寄せる、俺の姫。何で姫かって、俺は王子だもん。
王子には、姫。当たり前でしょ?



「知るかよ・・・・そんなもん」

薔薇の話と添えて、そう言ってみるとスクアーロはため息をついた。
あげる、と薔薇を差し出すと、しぶしぶ受け取った。
銀の髪に白い薔薇。恐ろしいほどに綺麗で。



「ほら、姫、すげぇお似合いでしょ」



深紅の薔薇を手にとって、鏡の前に姫を連れて行く。
銀に白、金に赤。そして2人の服の黒色が、それをもっと際立たせる。
確かに・・・と小さく呟いた、姫君に、花瓶の薔薇を全部持っていく。





「はい、美しき・・・・俺の姫に。」





でもやっぱり赤が良かったかな。
だって、俺の姫だもん。俺色に染めるとか、よくない?
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