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リボーンのOP見逃してさめざめ泣いていたところ相方がOPを携帯で撮って送ってくれました・・・!!おま・・・なんて優しいんだ!!まあ来週はちゃんと起きてちゃんと見ます・・・
地球へ、は終始「青騎士かっこいい!」で終わりました。笑
ジョミーと青騎士はデキてるヨ!もしくはデキるヨ!(何だお前)


やっとやっとの2000Hit小説です!!ありがとうございます~v
あらさな・・・2人ってこんなことするのかな絶対しなさそうですけど、
久々に死ネタ絡んでない小説です。(それが久々ってどうなの)

そういやシーケンス~の後から行の間を開けるようにしました。
別 に 長 く 見 せ よ う と し て い る わ け で は あ り ま せ ん よ !
ただちょっと窮屈だな、と思ったので・・・


では、追いかける?からどうぞv





――黎明の光を見るために、騎士よ戦い続けよ!






「な、久々に、一緒にトレーニングしないか?」

「はぁ?」


荒垣が帰ってきた日の夜、真田はそう声をかけた。

みんながもう寝静まった頃(タルタロスは中止だった)ラウンジに呼び出されて来てみると、これだ。

荒垣は盛大にため息をついた。


「てめぇの暑苦しいトレーニングに付き合えるかよ」

「ランニングぐらいならいいだろ!」


どうせランニングだけと言いながらどんどん延びていくのだ。

それを承知で荒垣は立ち上がって、相手をする覚悟を決めた。


「・・・・ぁ?ちょっと待て、何でそれを持っていくんだよ」

「グラブか?何で、って、トレーニングだろ?」

「・・・お前、自分の言った言葉覚えてるか?」



静かな町を駆け抜けて、2人は神社にたどりつく。

結構な距離を走ったので、いつもトレーニングをする真田でも息が切れた。

ましてや少しの間トレーニングをサボっていた荒垣は真田から少し遅れて神社に着いた。

ゼェゼェと息を切らせながら膝に手をつく荒垣は顔をあげた。


「ダメだな、シンジ。」

「・・・・るせぇ・・・現役に・・・・勝てるか・・・ッ・・・・ハッ・・・」

「今日から現役だろ!」


真田の真面目なツッコミ(本人はそう思っていないが)に荒垣は脱力する。

―――ああ、いつまでこの男に振り回されるんだ、俺は!

そう思いながらも離れられない自分の甘さにも呆れる。

もうここまで来ると切っても切れないものなのであろう。


「・・・で、何すんだ・・・ランニングはもういいだろ・・・」


そこで真田は持ってきたグラブを手にはめる。

そしてにっこり笑う真田に心底ため息をつく。

荒垣は武器の類を持ってきていなかった。

彼の武器は鈍器だ。持ち運ぶには相当不便である。

彼は鈍器代わりに転がっていた箒を手に取った。

というか真田相手に鈍器を使えるわけが無い。


「・・・おら、来いよ」

「やる気十分だな!」


それはお前だろ!とツッコミながら荒垣は箒を握る。

互いの間合いを確かめて、2人は戦闘態勢をとる。

荒垣は箒を手に持ち(構えているとは言いがたいのだが)

真田はボクシングの構えを取って、鋭い眼光で荒垣を見つめた。


――最初に踏み出したのは真田だった。

ボクシングの軽快なステップを踏み込んで、荒垣にジャブを繰り出す。

それを荒垣は箒で弾き飛ばし(この辺は現役に負けていない)、蹴りをいれる。

吹っ飛んだ真田は受身を取って、荒垣の箒を伏せてよける。

ブン・・・っと後から音がする。空気を凪いだ箒は一瞬止まる。

その隙を突いて真田は荒垣の懐に入り、ストレートを放つ。

その拳は見事に荒垣の横っ面にヒットしたが、荒垣はよろけない。

大きく前方へ踏み込んで、邪魔だとでもいう風に箒を振るった。


また最初の間合いになって、真田は、はぁ、と息をついた。


「・・・はっ・・・やっぱりシンジは強いな!」

「てめぇもな・・・ただたまにはボクシングから外れろよ」

「それはいやだ。俺のポリシーだ。」

「シャドウにそんなもん通じるかよ、アホ」


と言って荒垣が箒を握る手を脱力させて瞬間。

「もらった!」と真田が荒垣の顔にストレートを完璧に決めた。

油断していた上に混乱してしまい、荒垣は無様に倒れる。


「・・・っ・・・てめっ、ズリぃぞ!!」

「シャドウにそんなものは通じないだろ!」


荒垣は舌打ちをすると、立ち上がって、服の埃をはらった。

真田は荒垣を見つめながら、口を開く。


「・・・・なあ、シンジ」

「何だ」


少し真剣な、堅さを帯びた声に、荒垣は真田の目を見る。

真剣に話す相手への礼儀は、目を見ることだと、荒垣は思っている。


「この戦いは、終わると思うか?」


荒垣は顔をしかめた。何を今更言っているのであろうか。

自分で「大型シャドウを倒せば、戦いは終わる」と言っていたではないか。

その視線に気づいたのか、真田は目線をつい、と逸らして言い訳をする。


「その、なんだ・・・いやな予感というか・・・このままで終わる気がしないんだ」


何年も前から続いてきた戦いが、こんな一瞬で終わるはずが無い。

そう言いたいのだろう。本当は、願うべきことなのに。

荒垣もその気持ちは分かる。話を聞いた時、納得できなかった。


「けど・・・そんなこと思ってても仕方ねぇだろ?」


思考していることに意味はない。戦い続けることこそが、一番の近道。

目を逸らしたままの真田の目を合わせようと、荒垣は真田に両手をのばす。

真田はうつむいたまま何一つ喋らない。ぴくりとも動かない。

その顔を両手で包み込んで上へ向かせる。顔を近づけて、目を覗き込んだ。


「不安、か?」


こく、とうなずく真田に荒垣はため息をついてコツ、と額をぶつけた。

真田はその行動の意味が分かって、上目遣いにそろそろと荒垣を見つめた。


「・・・俺だって不安になるんだ。怒らなくてもいいだろ」

「アホ、怒らずにいられるか」


荒垣は額をくっつけ、至近距離で目を合わせたまま、言った。


「戦い続けるしか無いんだよ」


「でも、もう終わる、終わるんだよ」


幼子を慰めるように言って、頭を優しく撫でてやる。

真田は目線を外して、擦り寄るように荒垣に近づいて背に手を回した。


(ああ、終わるよ。本当に。)


何故か確信めいたものがこみ上げてくる。

何故だろう、何故だろう。根拠はどこにも無いのに。


(だから、戦えよ、そんなこと考えずに)




――さあ騎士よ立ち上がれ、黎明の光は今そこに!









===============================


意味分からん・・・!けどとにかくラブラブさせたかったんですよっ!

あと戦闘シーンを書いてみたかったんです・・・でも沈没・・・


2000Hit、本当にがとうございました!

駄目サイトですが、これからも女神症候群をお願いしますvv
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